検察によると、中国国籍の男性は今年4月、ベトナムから中国に入国。入国審査の際に健康アンケートに虚偽の記載をし、新型コロナ感染の症状を隠していたという。またベトナムで滞在したホテルの宿泊客に感染者が出たことも報告しておらず、中国帰国後の自主待機期間に隔離ホテルを出て友人と出るなどの違反もあった。
原告側は、この男性の行動により459人が観察のため待機を余儀なくされ、著しい経済損失を招いたこと、さらに入国審査の職員29人が14日間の自宅待機となり、業務に深刻な影響があったと主張している。
関連ニュース