ホワイトハウスの国家安全保障会議でアジア政策を統括するカート・キャンベル・インド太平洋調整官は19日、オンライン講演で「クアッド」の枠組みについて「来年の会合を日本で開くことで合意した」と述べた。
キャンベル氏は「これまでの約束を着実に実行することを確認するとともに、新たな分野での連携も検討していく」と述べ、中国に対抗していくため、4カ国でインド太平洋地域における更なる連携を目指す考えを強調した。
「クアッド」首脳会合は今年9月にワシントンで開かれ、今後は毎年開催することが決まっている。来年も対面の首脳会談が開催されれば、バイデン大統領の就任後の初の日本訪問が実現する。
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