中国当局、独占禁止法違反でアリババや百度に罰金

中国の規制当局は、独占禁止法に違反したとして、同国のアリババ、百度(Baidu)、京東集団(JD.com)などのIT大手に対し、最高額の罰金を科した。IT大手は、2012年以降の40件超の取引について中国政府に申請していなかったという。ロイター通信が、中国の国家市場監督管理総局を引用して報じた。
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規制当局によると、IT大手は2012年から2021年に行われた43件の取引について政府に申請していなかった。IT大手には、独占禁止法違反で最高額の罰金50万元(約894万円)が科された
規制当局は、申請されていなかった取引として、2014年のアリババの高徳地図(AutoNavi)買収、2011年の百度と浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holdings)の電気自動車共同開発に関する合意、2018年のアリババによる餓了麼(Ele.me)の株式44%取得などを挙げた。
中国の国家市場監督管理総局は今春にもアリババグループに対し、独占禁止法違反で182億2800万元(約3050億円)の罰金を科した
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