大谷翔平選手、国民栄誉賞を辞退 「まだ早い」と断る

米大リーグのエンジェルスで活躍する大谷翔平選手(27)が、日本政府から打診された国民栄誉賞を辞退したことがわかった。22日、日本のメディアが報じた。
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大谷選手は今季、自身8連勝となる9勝目を挙げ、日本選手としてはイチローさん以来20年ぶりにMVP(最優秀選手)を獲得した
松野博一官房長官によると、日本政府が国民栄誉賞の授与を大谷選手側に打診したところ、大谷選手から「まだ早いので今回は辞退したい」とコメントがあったという。賞の辞退については「さらなる高みに向けて精進に集中するという強い気持ちと受け止めている。来シーズン以降の一層の活躍をお祈りする」と語った
国民栄誉賞の受賞は、野球選手では第1号の王貞治さんが37歳で受賞。衣笠祥雄さんが40歳、長嶋茂雄さんが77歳、松井秀喜さんが38歳で受賞した。なお、イチローさんは現役時代と引退を表明した2019年の3度にわたり打診されたが、大谷選手と同じく「まだ早い」として受賞を辞退している
また、2018年にはフィギュアスケートの羽生結弦選手が最年少となる23歳で受賞した。
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