木下議員は22日、都庁で記者会見を開き、その中で「都議会議員の職を辞することを決断した」と述べ、辞意を表明した。
先に木下議員は、無免許運転による人身事故や議会の長期欠席で都議会から2度の辞職勧告決議を受けながら議員活動継続の意向を示していた。
NHKなどの日本のマスコミによると、木下議員は、7月の東京都議会議員選挙の期間中に無免許運転で人身事故を逃走した疑いで9月に書類送検され、7回にわたって無免許運転を繰り返したとして今月19日に道路交通法違反の罪で在宅起訴されていた。
木下議員は記者会見の冒頭「免許停止中に車の運転をすることは都議会議員であろうとなかろうとあってはらならいこと。にもかかわらず、本年7月、私は免許停止期間中に車の運転をし、交通事故を起こしてしまった。このことに対し、多くの方々から、到底許されない、規範意識が薄い、議員の資質にかけるなどの厳しい意見をいただいている。当然のことだと思う。私の交通法規に対する遵法精神が弛緩していたことについては本当に申し訳なく、また猛省をしている」と謝罪し、「二度と同じ過ちを繰り返さないために、運転免許の再取得はしない。そして自ら運転をしない」と述べた。
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