船の建造は、建設大手「清水建設」からの受注を受けた呉市の造船所が手がける。
船はエンジンが搭載された、自航が可能の作業船。今後、大型の風力発電の設置に対応するため2500トンの重さまで吊り上げられるクレーンが搭載される。
建造費用は約500億円で、来年10月の完成を予定しているという。
洋上風力発電は日本国内では実用化した事例が少ないものの、日本政府は将来の主力電源の1つとして2040年までに発電能力を3000万から4500万キロワット(大型火力発電所の30基分以上に相当)に拡大するとしている。
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