同紙によると、鍾被告は昨年7月1日から10月27日にかけて「中国からの分離独立あるいは香港の憲法上の地位を不法に変更」することを目指していた。鍾被告は2016年、中国からの香港独立を訴える団体「学生動源」を設立した。同団体は、国安法が施行された2020年6月30日に解散したが、検察側によると、鍾被告は「分離」活動を続けていた。また検察側によると、鍾被告は分離活動資金を調達するために電子財布「ウォレット」を通じて違法な資金収集をしていた。鍾被告は、国安法違反による実刑判決を受けた3人目の香港住民となった。関連ニュース