プライス報道官はウクライナ情勢について質問を受けた中で、次のように発言した。
我々は現政権の発足以来、ロシアの有害な活動を阻止するため一連の措置を行使する用意があり、またその能力があることを示してきた。そして我々は将来的にも必要に応じてこれらの措置を使用するにあたり躊躇することはない。
ウクライナ政府、及び欧州各国はウクライナとの国境付近に集中したロシア軍による攻撃的行動が頻発しているとして懸念を表明している。
先に英紙ミラーが消息筋による証言をもとに報じたところによると、英国はロシアが軍事侵攻を予定しているという懸念から、ウクライナに最大600人規模の特殊部隊を派遣する用意を示している 。これに対し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はロシアがあたかもウクライナへの侵攻を計画しているという主張は荒唐無稽であると表明していた。また、ロシア側には自国内で部隊を自由に展開する権利があると発言し、ウクライナとの国境付近に部隊が集結しているという米国側の懸念に反発した。さらに、ロシアはウクライナ国内における紛争の当事国ではないと一度ならず主張してきた。
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