アマンダ・リスマンさんが、夫のチャドさんと一緒にピネラス市近郊に暮らす親戚を尋ねた時の様子を語った。2人は海岸に向かい、日没を眺めていた。この日、釣りの許可証を手にしたことから、海岸でチャドさんは自分の腕前を試そうと思い立った。
チャドさんの仕掛けにサメがヒットした。彼が獲物を岸に上げようとした瞬間、空から白頭鷲が舞い降りた。鷲は鋭い爪でサメを鷲掴みにし、チャドさんのすぐ近くに降り立った。
夕日を眺める2人をしり目に、この鷲は20分くらいサメを食べていたとアマンダさんは語った。
地元の猛禽類センターの専門家らは、この「強奪者」を彼らが「ユージン」と名付けた白頭鷲であると確認した。白頭鷲は同州では非常に数が減っている。この鳥類はつい最近、絶滅が危惧される動物のリストに名前が記載された。
関連ニュース