米国政府、「ノードストリーム2」の関連でドイツ企業への制裁解除目指す

バイデン政権は連邦議会の民主党議員らを介し、ロシアとドイツが開発するパイプライン「ノードストリーム2」に対する経済制裁の部分的解除を目指している。この制裁に関する規定は年次軍事予算案に定められている。24日にニュースサイト「フォーリンポリシー」で報じられた。
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報道によると、アントニー・ブリンケン国務長官やその他の政府高官は先週、連邦議会の一部議員らに直接電話でコンタクトを取り、 軍事予算案への修正を呼びかけたという。これらの修正は、「ノードストリーム2」プロジェクトに参加する企業に制裁を課すものとなっている。バイデン政権はプロジェクトに参加しているドイツ企業を対象とした制裁の停止を目指しているという。
報道によると、 このアプローチは連邦議会の共和党議員らから猛烈な反発を呼んだという。
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