日本 現時点でカブールの大使館を再開させる具体的な予定はない

日本政府は現在のところ、アフガニスタンで過激派組織タリバンが政権を握って以降、閉館中の在アフガニスタン日本大使館を再開させる予定はない。日本政府の松野博一官房長官が25日の記者会見で明らかにした。
この記事をSputnikで読む
松野氏は、「(岡田隆駐アフガニスタン日本大使と)タリバン側との会談において大使館の再開についても話題に上ったが、現時点でカブールの日本大使館を再開させる具体的な予定はない」とコメントした。
岡田大使は21日から24日まで、アフガニスタン首都カブールでタリバン幹部、ハーミド・カルザイ元大統領、アブドッラー前国民和解高等評議会議長と会談を行った。タリバンのイナムッラ・サマンガニ報道官のツイートによると、岡田氏は会談の中で、日本はアフガニスタンの治安が正常化すれば、カブールで大使館を再開させる用意があると述べたという。
関連ニュース
イスラム国戦闘員がアフガン全土に勢力を拡大=国連
タリバンによる政権掌握後、初の外国人観光客がアフガニスタンを訪問=メディア
コメント