「冒頭、林大臣から、日露関係を重視しており、ラヴロフ大臣と意見交換を重ね、平和条約締結問題を含め、政治、経済、文化など、幅広く日露関係全体を互恵的に発展させていきたい旨述べました。これに対して、ラヴロフ大臣から、林大臣の就任に対し祝意が述べられました」
会談では、平和条約交渉をめぐる状況や、南クリル諸島における共同経済活動など二国間の様々な事柄について議論が行われた。
これよりも前、国際討論クラブ「ヴァルダイ会議」に出席したロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、岸田文雄首相について言及した中で、両国関係の資料に精通し、「実に経験豊かな人物」と評価し、平和条約締結に向けてあらゆる問題の調停を最終的に実現したいとの考えを示した。
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