Appleは、iPhoneユーザーに対する違法な監視を防ぐために、Pegasusの普及禁止を求めている。AppleはPegasusについて、政府の依頼に基づいてつくられ、被害者の行動に関する情報を狙いをつけて収集したと主張している。
Appleのシニアバイスプレジデントを務めるクレイグ・フェデリギ氏は「国家が支援しているNSO Groupのような組織は、その活動について事実上報告せずに、複雑なスパイ技術の開発に数百万ドルを投資している。この実状を変える必要がある」と発表した。
Appleは、ペガサスの禁止だけでなく、プライバシー保護の分野で研究を行っている組織の訴訟費用の支払いも求めている。Appleは、NSO Groupが被害者の個人情報を開示しただけでなく、Appleとそのユーザーを攻撃して米国の連邦法に違反したと考えている。
Appleは追加対策として、プライバシー保護を追及する組織の支援に1000万ドルを拠出する計画。
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