23日から24日にかけて、米国、日本、インド、中国、韓国、英国が原油価格の上昇を抑制するため原油の国家備蓄を放出すると発表した。その発表を受け、23日の原油価格は下落した。しかし、バークレイズの専門家は、「戦略石油備蓄は永続的な供給源ではなく、そのような介入が市場に与える影響は一時的なものだとみている」と指摘する。その専門家によると、石油の国家備蓄が急速に減少することで、新たに備蓄を行う必要が生じ、より多くの原油を購入することになる。それが、原油価格の新たな上昇につながるという。
これよりも前、スプートニクは、中国は石油の国家備蓄から一部を放出する意思を示したが、それは中国と米国の協力関係が改善することを条件としていると報じた。
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