日本 林外相がWTO閣僚会議に出席へ 初の外国訪問

日本の林芳正外相は、世界貿易機関(WTO)の第12回閣僚会議に出席するため11月29日から12月1日までスイスのジュネーブを訪問する。同外相が26日の記者会見で明らかにした。
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会見で林外相は、「11月29日から12月1日までジュネーブを訪問し、WTO閣僚会議に出席するとともに各国や国際機関の要人と会談を行うことを予定している。4年ぶりに開催される今閣僚会議では、新型コロナ危機を踏まえてWTOが貿易機関として果たしていく役割が議論される」と述べた。
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この会議では、漁業補助金やデジタル経済のルール作りについて議論される予定。林氏は「自由で開かれた多角的貿易体制の維持、強化に向けて具体的進展が図られるよう貢献したい」と述べた。
林氏にとって、これが外相就任後初の外国訪問となる。
第12回WTO閣僚会議は11月30日から12月3日までジュネーブで開催され、世界各国の首脳や閣僚220名など約4000人が出席する。
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