手術を受けたのはロンドン在住のスティーブ・バースさん(40)。同氏は、20歳の時に右目を失い、以来、5年毎に義眼の交換が必要だった。
ムーアフィールズ地域の眼科医院の医師らがバースさんに3Dプリンターで作製した義眼の移植を勧めた。手術は国営の「国民保健サービス(NHS)」の負担で実施され、英国政府はこの種の手術を広範に取り組むため、今後、さらなる研究を予定している。
報道によれば、現在、患者が義眼の移植を受けるためには約6週間が必要だが、その際、3Dプリンターで人工眼球を作製にはわずか2時間半しかかからない。英国だけで約6万人が定期的に義眼を交換しなければならない。
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