ボストン大学の研究チームは自然死した75人の解剖とMRI検査を実施した。75人はいずれも生前はケガが多い職業に携わっていた。大半に小血管疾患の兆候や白質高信号の兆候が見られたという。実は75人の9割は生前アメフト選手。残る1割もサッカーやボクシングの選手、あるいは退役軍人だった。75人の4分の3に相当する人々は生前、慢性的な外傷性脳症(脳の血液および酸素欠乏)をもち、多くが認知症を患っていた。研究チームは、頭への衝撃が多い活動は、脳の働きに著しく害を与えるとまとめた。関連ニュース