26日は、米国株式市場にとって1年で最悪の日となった。新型コロナウイルスの新たな変異株が発見されたのを受け、投資家は株を売却した。
ダウ平均株価は1日で25%安の905.04ドル下落し、1日の下落率としては2020年10月以来最大となった。
S&P500種指数は2.3%安の106.84ポイント、ナスダック総合指数は2.2%安の353.57ポイントそれぞれ下落した。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、この3指数の下げ幅は、「ブラックフライデー」の取引としてはいずれも過去最大を記録したという。
同日、ブレント原油は10%超下落し、終値は9月以来初めて1バレル=73ドルを下回った。
世界の大富豪は大きな損失を被り、特にイーロン・マスク氏は79億ドル、ジェフ・ベゾス氏は38億ドル、ベルナール・アルノー氏は90億ドル、ビル・ゲイツ氏は21億ドルを失った。
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