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放射線量が最も高い果物

北京航空航天大学の研究チームは、バナナについて、放射線量が最も高い果物だとし、バナナが放射線を含んでいる理由について説明した。研究チームによると、バナナは微量の放射線を出している天然の放射性物質カリウム40を含んでいる。SNS「WeChat」が伝えた。
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報道によると、バナナに含まれるカリウム40は最小限であるため、人体に害を及ぼすことはない。
研究チームは「その量は、ガンを引き起こす可能性のある放射線の量と比較すると、ほこり程度だ」と強調している。
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バナナ1本を食べたときに受ける線量は約0.0778マイクロシーベルト。なお、胸部のCTスキャンの線量はバナナ7万本に相当する。また、原子力発電所が環境に及ぼす可能性のある最大の放射線量は年間バナナ2500本に達し、放射線の致死量はバナナ3500万本に相当するという。
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