英国政府は新株の感染の広がりを背景に、渡航ガイドラインの改訂版を発表した。それによれば、30日以降、英国に入国した渡航者全員が、到着2日以内にPCR検査を義務付けられ、陰性の結果を受け取るまで隔離されることになる。
ガイドラインには、「11月30日午前4時以降に英国に入国したワクチン接種者は自主隔離しなければならず、入国後2日目が終わるまでにPCR検査 (LFD検査は認めない)を受け、結果が陰性であれば隔離を終えることができる」と記されている。
またボリス・ジョンソン首相は、28日、店舗内や公共交通機関内でのマスク着用を再び義務化すると述べた。英保健省は28日に、「オミクロン型」感染者の3人目が確認されたことを明らかにしている。
英国は11月26日から28日にかけて、アフリカの複数の国を渡航制限の「レッド・リスト」に加え、アフリカ向けのフライトを一時禁止すると発表した。渡航制限の対象となるのは、南アフリカ共和国、ボツワナ、レソト、エスワティニ、ジンバブエ、ナミビア、アンゴラ、モザンビーク、ザンビア、マラウイ。英保健省は、オミクロン型について、研究者らは、刻一刻と知識を増やしているとした。
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