バートン氏は「全く新たなワクチンを製造するとなれば、できるのは2022年初頭になるだろう。ワクチンは今までよりも大量に生産ができるようになる」と語り、モデルナのプラットフォームと伝令RNAワクチンの優れた点は、ワクチン開発が迅速にできる点にあると指摘した。同種のワクチンにはファイザーとバイオエヌテック社の共同開発ワクチンが属している。これに対してアストラゼネカ、ロシアのガマレイ研究所開発のスプートニクⅤはベクターワクチン。
バートン氏は、この新たな変異株「オミクロン」には既存のワクチンを回避する可能性があると指摘する一方で、懸念の有無にかかわらず既存のワクチンによる接種を勧めた。
この声明の前に世界保健機関(WHO)は、新型のオミクロン株が他の変異株よりも重症化しやすいという証拠はまだないと指摘している。
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