日本政府はWTO会議延期の判断を支持=林外相

日本政府は、新型コロナウイルス「オミクロン株」をめぐる状況を受け閣僚会議を延期するというWTO(世界貿易機関)の判断を支持している。林芳正外相が30日午前の記者会見で表明した。
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林外相は会見で、WTOのンゴジ・オコンジョ・イウェアラ事務局長の判断を支持するとともに、日本が今後も議論に積極的に貢献していくという旨の書簡を送ったことを明らかにした。
また、林外相は「(会議が延期されたにも関わらず)WTOにおける交渉は引き続き行われている。多角的貿易体制の中核であるWTOの改革を進めるという政治的モメンタムを失うわけにはいかない」とし、「日本は引き続き、議論に積極的に貢献していく」と語った。
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第12回WTO閣僚会議は11月30日から12月3日までジュネーブで開催され、世界各国の首脳や閣僚220名など約4000人が出席する予定だった。日本からも林芳正外相が出席予定だった
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