ストルテンベルグ事務総長は会合後の会見で次のように発言した。
NATOは欧州連合の加盟国、カナダ、合衆国を束ねるプラットフォームである……我々がこの場で行う政治的議論や調整は個別の国々の決定に影響を及ぼすものである。経済制裁、及び政治的反応は、今日我々が米国とともに協議したことの一部である。我々は世界全体におけるGDPの50%を占めており、これはロシアの行動に対する経済制裁の適用についてNATOで議論する際に意味を持っている。
また事務総長は、NATOの主要な目的について言及した中で、「ロシアの封じ込み」を指摘したほか、ウクライナの領土保全、および武力行使の阻止も列挙した。
さらに事務総長は、ロシア政府と対話を行う必要性を主張し、この対話を「致命的に重要なもの」と評価したほか、ロシア政府、及びベラルーシ政府に対し、軍事訓練の透明性をさらに確保するよう要請した。
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