朝鮮日報によれば、韓国の疾病管理庁は12月1日、ナイジェリアから仁川空港に到着した40代と50代の2人組がオミクロン株に感染していたことを確認した。
疾病管理庁によれば、2人はモデルナのワクチンを接種済で11月14日から23日の間、ナイジェリアに滞在。韓国へ帰国した25日の検査で陽性反応が出たことから、ふたりと同機の搭乗者全員の健康状態が調べられていた。ナイジェリア滞在のふたりと接触したさらに2人のうち、1人からは30日の時点でオミクロン株が検出されている。
韓国政府はオミクロン株の拡散を防ごうと追跡のためにターゲットグループを新たに設けた。文大統領はオミクロン株の潜入を阻止するため、国境におけるウイルス対策を強化するよう指示している。