スペースXのイーロン・マスク氏 社員に経営破綻リスクを指摘

スペースX社のイーロン・マスクCEOはロケットエンジン「ラプター」の製造が困難に直面していることから同社が破綻に追い込まれる危険性を指摘している。マスク氏は11月26日付けで社員に出したメールにこの事実を記している。CNBCが報じた。
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「ラプター」はスペースXが開発中の液化メタンと酸素を燃料とするロケット・エンジン。これをマスク氏は宇宙船スターシップへの使用を検討している。
スターシップ用のラプター・エンジンは軌道に投下するには39個が必要となり、生産は一気に拡大しなければ追いつかない。
マスク氏は社員へのメールの中で「ラプター生産をめぐるクライシスは数週間前に想定していたより格段に悪化している。来年、スターシップの飛行頻度を最低でも2週間に1度に増やせない場合、我々は正真正銘の破綻に追い込まれる」と明かしている。
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