南アの動物保護区で怒った象がサファリ用ジープを襲撃

南アフリカ共和国のセラティ野生動物保護区で怒ったゾウがインストラクターらが乗るサファリのジープを襲い、危うく転覆させる事件が起きた。
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現場を撮影した動画には、象が頭や牙を使い、やみくもに車を押し、ジープの乗客が慌てて降りて逃げていく様子が収められている。保護区のツアーを組織したエコ・トレーニング社の発表によると、同社のインストラクターと研修生は毎日の保護区パトロールの最中に子連れで移動するゾウの群れに遭遇した。乗客に象を観察しやすいように車を停めたところ、オスの象が車に向かって走ってきた。
同社のスポークスマンによれば、発情期のオスのゾウは性ホルモンのテストステロン値が高く、攻撃的な行動をとることがある。
同社の発表によれば、車両は破損したものの、車内の乗客に怪我人はでていない。
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