茶葉の「出がらし」が発見されたのは、山東省鄒城市の古墳。同国東部にある山東大学の考古学者らが、上下逆さまの磁器のカップから、茶葉の茎や葉に似たような炭化した遺物を見つけ、古代の茶葉である可能性が非常に高いと報告している。その後の調査で、この茶葉の遺物にはカフェインとテアニンがほとんど含まれていないことが分かった。この2つの物質は水に溶けやすいことから、考古学者らはこの茶葉は古代の人々がお茶を淹れた後の出がらしであると結論づけている。関連ニュース