同省によると、感染者は11月23日に家族2名とともにドーハからオーストラリアに到着した。感染者は全員、新型コロナワクチンの接種を完了していたが、到着後の検査で感染が判明した。ニューサウスウェールズ州保健省は、「これらの感染者はアフリカに渡航したことがない。飛行中に感染した恐れがあり、ウイルスの拡散リスクが著しく高まっていることを懸念している」と指摘している。
当局は、ドーハ発シドニー行きのQR908便の乗客全員に対し、すぐに検査を受け、保健省の職員から連絡があるまで隔離状態で待機するよう求めた。
オーストラリアでは、これまでオミクロン株の感染者が8人報告されている。これらの感染者は、新たに報告された感染者を除き、南アフリカとナミビアからオーストラリアに到着した人たち。
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