研究は総勢21名の被験者らが参加して行われた。被験者らは1日目はカフェインカプセル(1キログラムあたり4ミリグラムの用量)を、2日目はプラセボのカプセルを服用し、カプセルを飲む1時間前と飲んだ1時間後に動体視力を測定するコンピューターテストを受けた。
その結果、コーヒーの飲用後、視覚の精度と動くターゲットを見つけるスピードが著しく向上したことがわかった。またさらに、目を動かす速度とコントラスト感度も向上していた。
この結果から研究者らはカフェインの摂取で視覚機能は向上し、目の注意力や反応スピードが高まるとし、自動車や自転車の運転、スポーツを行う場合に重要だという帰結を結んでいる。
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