「ここでは、広島と同じ状態の遺体が発見されている。起こったことの恐ろしさと悲惨さを本当に感じることができる」と科学者は語った。
ヴェスヴィオの噴火で発生した高温の火山ガス、火山灰、岩石の破片の混合物は、その温度が400度から500度にも達したとされており、これによってヘルクラネウムの住民の脳と血は瞬時に沸騰した。
ヘラクラネウムでは2021年10月の発掘で40歳から45歳とみられる男性の遺体が発見された。
ヘラクラネウムでの1980年代から1990年代にかけての発掘作業では合わせて300人以上の噴火の犠牲者の遺体が見つかっている。
発掘現場の一部は予定では2024年に一般公開される。
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