新型コロナウイルス

オミクロン株 航空機乗り入れ禁止では拡大阻止は無理 WHO

世界保健機関(WHO)のジュアド・マジュール事務局長補佐官・緊急時対策担当 は1日のブリーフィングで、航空機の乗り入れ禁止では新型コロナウイルスの感染拡大を防げないとの見解を明らかにした。
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事務局長補佐官は、だからこそWHOは各国に対し、新たな変異株が検出された国を「罰する」のではなく、データに基づき、天秤にかけて選ばれた制限措置を講じるよう各国に呼び掛けていると語った。
また、WHOの上級研究員のスミヤ・スヴァミナタン氏は、新しい変異株のオミクロン株の出現にもかかわらず、コロナウイルスによる死亡や重症化を防ぐには既存のワクチンは引き続き有効だと指摘した。
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スヴァミナタン氏は新種の変異株に対抗するため、専門家らは早くにもワクチンの成分を変更する必要性を評価することを明らかにしている。
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