新型コロナウイルス

オミクロン株の真の脅威は1ヶ月後に判明=英研究者

新型コロナウイルスのオミクロン株がもたらす真の脅威は、1ヶ月後の新年を迎えるまで分からない。英インディペンデントが、英国政府の諮問機関の研究者の発表を引用して報じている。
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英国のパンデミック・モデリング・グループの研究者らによると、オミクロン株の危険性、入院率、既存の免疫を回避するレベルを判断するには約1ヶ月かかるという。そして1ヶ月後、オミクロン株感染による入院者数が劇的に増加していなければ、「緊張を解くことができる」という。
しかし研究者らは、状況が急激に悪化した場合、それよりももっと早い時期(2、3週間以内)に気づくことになるという。
これよりも前、世界保健機関(WHO)が緊急会合を開き、南アフリカで発見された新型コロナウイルスの新たな変異株を「懸念される変異株」に指定することを決定した。
WHOは、この新しい変異株「B.1.1.529」をギリシャ語のアルファベットにちなんで「オミクロン株」と命名した。世界医師会のフランク・ウルリッヒ・モントゴメリー議長は、「オミクロン株」がエボラウイルスに匹敵する危険性を持ち、「デルタ株」同様に感染力があり、すでに全ての大陸で確認されていることに懸念を示している。
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