新型コロナウイルス

米国、バイデン大統領がコロナ対策の新たな行動計画を発表 ロックダウンは含めず

ジョー・バイデン米大統領は2日、冬の感染拡大に向け、ロックダウンの導入を想定しない新たな新型コロナウイルス対策を発表した。演説はホワイトハウスのウェブサイトで放送された。
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バイデン氏は「冬の感染拡大に向け、新型コロナウイルス対策の新たな行動計画を発表する。これにはシャットダウン(政府機関の業務一部停止)やロックダウンを含まない」と強調した。
バイデン氏は新たな行動計画について、ワクチンの追加接種を受けやすくする態勢の強化、「家族向け」ワクチン接種の拠点の開設、自宅での無料検査利用率の向上、パンデミック対策チームの規模の拡大、そして世界的なワクチン接種の強化といった5つのポイントを含むと説明した。
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またバイデン氏は、民間企業に対しワクチン接種のための有給休暇を与えるよう呼びかけた。
ホワイトハウスは2日、オミクロン株の感染拡大に向け、国内での交通機関利用時のマスク着用義務の期限を3月18日まで延長し、来週の初めからは入国者全員に対し、出発の24時間以内に新型コロナウイルス検査の受検を義務付けると発表した。
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