新型コロナウイルス

日本、発給済みビザの効力停止 水際対策強化

日本政府は3日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、2日午前0時から、外国人向けに発給済みのビザの効力を原則として一時停止した。共同通信が報じた。
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日本は11月30日より、水際対策強化のため外国人の新規入国を原則停止とした
共同通信によると、日本政府は3日、より厳格に運用するための緊急避難措置として、ビザの効力を一時停止する必要があると判断した。期間は12月31日までの約1カ月間。
これにより、実際に入国できるのは日本人の帰国者のみとなり、例外的に新規入国を認める条件となる「特段の事情」も厳しく判断する方針だという。
日本政府 「特段の事情による新規入国」の承認を厳格化=松野官房長官
日本の国土交通省は1日、日本に到着するすべての国際線の新規予約を停止するよう航空各社に要請。しかし2日、一部で混乱を招いたとして要請を取り下げ、斉藤鉄夫国土交通大臣は同日午後、「年末年始の帰国需要にもう少しきめ細かな配慮をすべきだった。混乱を招き大変申し訳ない」と陳謝した。
新たな変異株「オミクロン株」は日本を含む32カ国で確認されている。
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