米俳優ボールドウィンさん 撮影現場での誤射についてインタビューで語る

米ハリウッド俳優のアレック・ボールドウィンさんは、自身が関わった映画の撮影現場で小道具の銃が発射され撮影班が死亡した事件について、初のインタビューに応じた。ボールドウィンさんはインタビューで、自分は引き金を引いておらず、自然に発射されたものだと語っている。
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米ABCのインタビューに応じたボールドウィンさんによると、小道具の銃を使った撮影シーンとは、「2人の男がボールドウィンさんを追い詰め、ボールドウィンさんに怪我を負わせたと思ったところで、ボールドウィンさんが2人の気を引き、銃をつかんで向ける」というもの。
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ボールドウィンさんによると、亡くなった撮影監督が銃の向きを指示し、何度もシーンのリハーサルをしたが、引き金を引くようにとは言われなかったという。ボールドウィンさんは、「重要なのは、その角度で発砲する計画がなかったことだ」と語っている。
ボールドウィンさんは、親指でコッキングはしたものの、引き金は引いておらず、「銃は装填されていないと言われた」と強調した。
ボールドウィンさんが事件後にメディアの正式なインタビューに応じるのはこれが初。当局の発表を待つことができず、インタビューに応じたという。
10月21日、ボールドウィンさんは西部劇映画『ラスト』の撮影現場で、リハーサル中に実弾を充填したと思われる銃を発砲した。これにより、ウクライナ出身の撮影監督ハリナ・ハッチンスさんが亡くなり、監督のジョエル・ソウザさんが重傷を負った。
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