新型コロナウイルス

ロシアで10月の死亡率が前年比で2割増、増加の理由はコロナ=露副首相

ロシアでは2021年10月、死者数が前年比で20.3%増加したほか、増加分の100%以上が新型コロナウイルスの感染に起因している。タチヤナ・ゴリコワ副首相が発表した。
この記事をSputnikで読む
当局の公式データによると、2021年10月の死亡率は前年比で20.3%増加し、1月から10月にまで拡大すると、死亡率は前年比で19.1%の増加になるという。ゴリコワ副首相が記者会見で明らかにした。
なお、10月の増加分については100%以上が新型コロナウィルスに起因しているという。その他の死因については逆に6.2%も減少している。
新型コロナウイルス
オミクロン株感染者の半数はワクチン接種済=英報告書
ロシアでは10月、新型コロナウイルスの感染により5万8822人が死亡した。また、ほかに9912人の死亡例で感染への疑いが指摘されている。これに対し、9月の死者数は4万172人だった。
なお、11月については速報値で前月比で死亡率が3.4%の上昇と報告されている。
新型コロナウイルス対策本部のデータによると、12月3日の時点でロシアでは7200万回以上のワクチン接種が行われ、6400万人が接種を完了した。国内の集団免疫率は53.7%の水準にとどまっている。
関連ニュース
新たな変異株が「オミクロン」と命名された理由が明らかに
施設待機者を一部自宅に ワクチン条件、厚労省
コメント