自治体の発表によると、この噴火により火山近郊では1人が死亡したほか、41人が火傷を負った。負傷者はいずれも近くの病院で治療を受けているという。
自治体は火山に隣接する地域で住民の避難を進めているものの、煙や道路の遮断により遅れが出ているという。
噴火により道路の一部は高温の火山灰によって覆われて通行が困難になっているほか、橋の一部が噴石で破壊された模様。スメル山はジャワ島で最も標高の高い山で、現地時間の4日15時頃(日本時間17時頃)に噴火した。
この噴火により、待機中に大量の火山灰が吹き上げられたほか、溶岩が流出した。 現地では噴火から1時間後には火山灰であたりが真夜中のように暗くなったという。
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