米宇宙軍のロケット「アトラスV」 技術面の問題で打ち上げが延期

軍事衛星を搭載したロケット「アトラスV」の打ち上げは、ロケット推進剤の地上貯蔵システムから燃料が漏れていることが判明したため、6日に延期された。米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が発表した。
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同社は、「米宇宙軍の実験プログラム『STP-3ミッション』を搭載したロケット『アトラスV551』の打ち上げが延期された。準備中に、ロケット推進剤『RP-1』の地上貯蔵システムから漏れが見つかった。打ち上げは、米国東部標準時の6日午前4時4分(日本時間午後6時4分)に予定されている」とツイッターで発表した。
打ち上げは、フロリダ州のケープカナベラル発射施設で行われる。
アトラスVによって気道に投入される軍事衛星「STP-3」には、赤外線レーザーが搭載されている。STP-3は軌道上でデータを受信し、地球に送信することを目的とした衛星。
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