新型コロナウイルス

新たにサウジアラビアが入国許可 スプートニクV接種者への入国許可は100国以上

サウジアラビア王国が、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」を接種した人を対象に、2022年1月1日から入国許可を与えることが分かった。ロシア直接投資基金(RDIF)が発表した。
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サウジアラビアの保健省とRDIFがサウジアラビア投資省の支援を受け、共同で広範囲な作業と協議を行った結果、入国許可が認められた。
この決定により、スプートニクVを接種した世界中のイスラム教徒は、イスラム教で最も崇拝されているメッカとメディナへの巡礼(「ハッジ」と「ウムラ」)に参加できるようになる。
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これにより、スプートニクVを接種した人は、サウジアラビア入国後に48時間の隔離とPCR検査を受ける必要がある。
スプートニクVを接種した人に国境を開放している国は、これを観光産業や経済の早期回復につなげたいとしている。
スプートニクVの接種後に入国を許可している世界102カ国が定める主な条件は、以下のとおり。
102カ国中の31カ国は、新型コロナウイルスに関連する追加の証明書を求めていない。
残りの71カ国は、入国時にPCR検査や抗体検査などの陰性証明書を求めている。
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