冷蔵庫の中で危険な発がん物質(亜硝酸塩)を発生させる食品は、葉菜類、魚介類、サラダ、未調理の卵などが挙げられる。しかし、お米は炊いた後に冷蔵庫で保管し、低温状態にしておくと健康効果が大きく向上する。ご飯を冷蔵庫にいれることで、一晩のうちにレジスタントスターチ(難消化性デンプン)がたくさん生成され、これは健康に関する様々な問題に対処するのに役立つ物質だという。
レジスタントスターチはゆっくりと消化吸収されるため、血糖値を急激に押し上げることがなく、血糖値の調整に良い効果をもたらすという。
そしてレジスタントスターチの2つ目の利点は、腸内でこの物質が発酵し酪酸が生成されることから、腸がんの予防になる点だ。
関連ニュース