日本政府は現在、この「円滑化協定」を締結するため、英国とオーストラリアと調整をすすめており、フランスが加われば3カ国目となる。また、日本は米国との間にすでに地位協定が存在する。この協定が締結されれば、入国審査や装備持ち込みの手続きが簡素化され、お互いの国の部隊の往来がしやすくなり、共同訓練をより円滑に行うことができる。今回フランス政府が日本政府に打診した狙いは、中国の覇権主義的行動を抑止するためのものと思われる。関連ニュース