新型コロナウイルス

ロシア 初のオミクロン株感染が2件検出 

ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁の報道部はロシア国内で南アフリカ共和国に滞在した入国者からオミクロン株の感染例が2件検出されたことを明らかにした。
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ロシア消費者権利監督庁の発表には「(入国後)初日のPCR検査で2人の患者にオミクロン株の陽性反応が出た」とかかれている。
南アフリカから帰国のロシア人10人にコロナウイルスの陽性反応が出ており、現在、ウイルスの株の特定作業が行われている。
新型コロナウイルス
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ロシア消費者権利監督庁によれば、現在、ロシアでは南アフリカ共和国およびそれと国境を接する諸国からの入国者に対して、空港での入国手続きの際にPCR検査を行い、特別検査施設へ移送して、経過観察が行われている。
2021年11月末、南アフリカ共和国で新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスB.1.1.529が発見され、変異の種類が32と著しく多いことが確認された。世界保健機関(WHO)はこれをオミクロンと命名し、感染リスクが「極めて高い」ことから「懸念される変異株」に分類している。オミクロン株が既存のワクチンによる免疫を回避するかどうかは現時点では不明。ロシア国立ガマレヤ研究所、ファイザー、バイオエヌテックモデルナの各社はすでにオミクロンに対抗するワクチン開発に着手している。
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