報道によれば、中国の人口増加のテンポは、家庭に関する厳しい抑制策「一人っ子政策」が実施された1970年代後半から、急速に低下し始めた。1980年代のはじめ、中国の出生率は1000人あたり21というレベルだったが、2019年にはこの割合は2分の1に減少し、1000人あたり10.48という数値になった。報道によれば、中国の出生率の低下傾向は長期的なものだという。
出生率の記録的な低下の他にも、中国ではすでに7年連続で結婚するカップルの数が減少している。2013年には1330万カップルが結婚したが、2020年にはこの数は年間わずか810万となったと報道は指摘する。
通信社「スプートニク」は以前、先進国で出生率の低下が見られることを紹介している。この5年で日本では人口がおよそ100万人減少している。
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