カリーナ・ヘイドンさん(24)は2021年6月にコロナウイルスに感染した。感染当初、ヘイドンさんは嗅覚と味覚を失った。後日この2つの感覚は戻ったものの、ゆがんでしまっていた。ヘイドンさんいわく、スパイシーフードは下水の匂いがし、熱湯は肉の腐るときの匂いがするようになった。香水や掃除、洗濯用洗剤は焼け焦げた髪の毛の嫌な臭いにかわっていた。こうした変化の原因は明らかにされていないものの、自己免疫疾患ないしはウイルスによって脳自体が影響を受けた恐れが指摘されている。関連ニュース