米ホワイトハウスが6日、2022年に北京で開催される冬季オリンピックに米政府関係者を派遣しないいわゆる「外交的ボイコット」を発表した。
これについて、記者団から質問を受けた林外相は「米政府の発表については承知しているが、北京冬季オリンピックへの各国の対応についてコメントすることは差し控えたい」と述べた。
こうした上で、林外相は「『外交的ボイコット』が具体的に何を意味するのかは必ずしも明らかではないが、北京冬季オリンピックへの日本政府の対応については、今後、適切な時期に、諸般の事情を総合的に勘案して判断する」とし、「現時点では何ら決まっていない」と語った。
林外相はまた、「いずれにしても、日本としては北京冬季オリンピックがオリンピックおよびパラリンピックの理念にのっとり、平和の祭典として開催されることを期待している」と表明した。
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