オフチニコフ局長は、現在、地域全体やサブリージョンの行動規範の構築に関わっていない他の方面が、別の基盤で南シナ海の規範草案を立ち上げることもありうると指摘している。
ロシアはこれまで、米国とその同盟国が特に中国をはじめとする他国の抑止を狙った相互行動の形態を導入していることから、アジア太平洋地域の状況に懸念を再三にわたって表明してきた。ロシア外務省は、米英豪によるAUKUSパートナーシップの確立は豪州への原子力潜水艦の引き渡しを想定するものとして、アジア太平洋地域において西側諸国が行う情勢不安定化の行動と同列にとらえている。
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