IT・科学

シンガポール 世界初のオミクロン検出PCRを開発

シンガポールの製薬会社バイオ・アクメン・グローバルが世界で初めてオミクロン株感染を検出するPCRテストの開発に成功した。ストレーツ・タイムズ紙が報じた。
この記事をSputnikで読む
ストレーツ・タイムズ紙によれば、既存のPCRテストではコロナウイルスの感染の有無はわかるものの、感染がどの変異株によるものかは特定できず、その特定にはさらに1日要される。
今回、バイオ・アクメン・グローバル社が開発したAcu-Corona 2.0と Acu-Corona Duplexの2つの検査薬はデルタ株、オミクロン株をそれぞれ検出することができる。
新型コロナウイルス
チューインガムのコロナ薬 米国で開発
バイオ・アクメン・グローバル社のスポークスマンは、この検査薬の登場で感染の有無もオミクロン株の有無も迅速に特定できるため、時間が短縮できると語っている。
同社はこの検査薬の登場で越境する旅行者を止めおく時間が著しく短縮されると指摘している。
関連ニュース
研究者らが表明 新型コロナのPCR検査の精度は時間帯による
WHO オミクロン株が確認された国の数を発表
コメント