日本 松野官房長官 「米露の首脳が直接話し合うことは重要」

日本政府の松野官房長官は8日の記者会見で、日本は国際社会における重要なプレーヤーである米露の首脳が直接話し合うことは重要であると述べた。
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会見で松野氏は、「第三国間の関係につきコメントすることは差し控えるが、同会談では主にウクライナ情勢について意見交換が行われ、本件に関わる協議を米露間で継続していくことで一致したものと承知している。ウクライナ情勢への対応をはじめ国際社会が強い関心を有する課題が存在している中、国際社会における重要なプレーヤーである米露の首脳が直接話し合うことは重要であり、日本政府としても引き続き今後の動向を注視していきたい」と述べた。

露米首脳会談

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と米国のジョー・バイデン大統領は7日、オンライン形式の首脳会談を行った。
ロシア大統領府によると、2時間にわたって行われた首脳会談では、バイデン氏はウクライナと接する国境で事態が緊迫化した場合、米国と同盟国が適応できる制裁措置について説明した。一方、プーチン氏は、ミンスク合意の破棄を目指すウクライナ政府の行動について説明した。また、バイデン氏はウクライナと接する国境付近でのロスア軍の動きが「脅威的」なもののようだと強調し、それに対しプーチン氏は、ウクライナの領土を利用し、ロシアとの国境付近で軍事的可能性を増強しているのはNATOであると答えた。
「ソ連崩壊後、ロシアを崩壊させようとする特定の勢力、存在した」=プーチン大統領
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