新型コロナウイルス

香港の研究者らが「オミクロン株」の画像をはじめて公開

香港大学が電子顕微鏡によって撮影された新型コロナ「オミクロン株」の画像を公開した。研究者らが通信社「スプートニク」に提供した声明で明らかとなった。
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病理学およびウイルス学の専門家を含む医学部の研究者らが、新型コロナ「オミクロン株」に感染した猿の腎臓細胞(Vero E6)を電子顕微鏡を使って撮影し、低倍率および高倍率の画像を公開した。
研究者らは11月20日、ボツワナと南アフリカで新型コロナウイルスが細胞に侵入する際に必要なスパイクタンパク質に32個の変異があるウイルス株「B.1.1.529」が出現したと発表した。研究者らによると、スパイクタンパク質のゲノムにみられる多くの変異は、この株は高い感染力を持ち、実効再生数(1人の感染者が平均して何人に感染させるかを表す指標)が大きくなる可能性や、回復者やワクチン接種者が保持している抗体に対して抵抗力があることを示しているが、これらの点に関して最終的な結論を出すにはまだ早いという。
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新型コロナ 新たな変異株「オミクロン株」について分かっていること
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