新型コロナウイルス

オミクロン株感染の子どもに現れる「珍しい」症状とは?

新型コロナウイルスのオミクロン株に感染した子どもたちに、「通常とは異なる」発疹が現れることがある。英国の医師デビッド・ロイド氏が英スカイニュースで語っている。
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ロイド氏は、オミクロン株に感染した子どもの症状は、大人の場合と比べていくつかの違いがあり、「(子どもの)主な症状はだるさ、頭痛、食欲不振、そして発疹だ」と指摘している。
同氏は、新型コロナに感染した一部の患者に発疹が現れている事実を強調した上で、「オミクロン株に感染した子どもの15%に、通常とは異なる発疹が現れる」と述べた。
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ロイド氏は、オミクロン株については徐々に解明されつつあると述べ、「このウイルス株が、デルタ株のように致命的なものではなく、我々が克服できるものであることに期待しよう。しかし、そのとおりだ。我々は今、不安な思いで過ごしている」と語った。
2021年11月末、南アフリカ共和国で新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスB.1.1.529が発見され、変異の種類が32と著しく多いことが確認された。世界保健機関(WHO)はこれをオミクロンと命名し、感染リスクが「極めて高い」ことから「懸念される変異株」に分類している。オミクロン株が既存のワクチンによる免疫を回避するかどうかは現時点では不明。ロシア国立ガマレヤ研究所、ファイザー、バイオエヌテックモデルナの各社はすでにオミクロンに対抗するワクチン開発に着手している。
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